アフターコロナ銘柄のターンが来たのか。急いで買うのはちょっと待った!
緊急事態宣言が9月30日に解除されることが濃厚となり、
旅行業、ブライダル、娯楽の関連する銘柄が株価が上がってきましたね。
アフターコロナ銘柄のターンがやってきた様相です。
また、コロナワクチンの摂取率について、
日本がアメリカを抜いたこともあり、いよいよ日本の実体経済が復活するのか、
期待していることでしょう。
これまで、低い位置でアフターコロナ銘柄を買い、ずっと忍んで待っていた人は
おめでとうございます。
しかし、ここから乗り遅れるなと一気に買い進めるのは少し待ったほうがいいです。
待ったほうがいい理由は次の3つです。
9月末は配当金権利最終日のため下がりやすい。
9月末は配当金の権利付き最終日となっています。
このため、通例では日経平均は数%下がる可能性がありますので気を付けましょう。
毎年のアノマリーでは、11月、12月は株が上がりやすいので
今買い急いで高値を掴むよりも少し様子を見て株価が下がったところを
買うようにしましょう。
日経平均組入銘柄の変更により株価が下がる?
10月1日より新しく組み入れられる銘柄が3つあります。
これからは値嵩株のため、指数連動の投資を行っている機関投資家や
株価の組みかえを行う必要があり、組み入れる代わりに銘柄を整理しないと
いけないので、株価が下がるリスクがあります。
米国株が軟調
常に最高値を更新してきた米国株、ダウ平均株価の動きがここにきて軟調に
なってきています。
テーパリングや利上げが行われることがほぼ、確実です。
金融緩和はずっと続くわけではなく、どこかで引き締めが起こります。
ダウ平均株価、ナスダックともにチャートは一時、大きく売られ、
少し戻していますが、移動平均線に押されてまた落ちるようであれば
大きく下落する可能性がありますので、十分に注意しなければなりません。
日本株も米国株の下落につられて落ちる可能性がありますが
実際は、どのくらい下がるのか予想ができません。
米国株より日本株のほうが動きが強いように感じますが
油断はできません。
まとめ
アフターコロナ銘柄を買っていくのはいいのですが、
大きく上がった日経平均はここにきて調整に入っています。
長期で見ればこれから日経平均は上がっていくと思っているのですが
今は、いったん様子見の方がいいかもしれません。
10月に入ってからまた有望な株を探すのがよいかと思います。
またコロナウイルスは冬にはやる可能性がありますので
12月~1月頃に新たな買い場が来る可能性もありますね。